石黒浩×連想本函

Ishiguro

「芸術に再現性を持たせたのが技術であり、新しい技術は芸術的センスによって生まれる。そして、その芸術的活動を支えるのが哲学的考察である」と、石黒浩氏は言う。彼が予測する・いや構築中の未来は、ロボットが携帯電話並みに普及し、メディアとして人をつなぐ社会だ。そのとき、ロボットと人の差はどこにあるのだろうか?

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→ TEDxSeeds 石黒 浩
→ 石黒研究室(大阪大学) http://www.irl.sys.es.osaka-u.ac.jp/
→ HIL(ATR) http://www.geminoid.jp/ja/index.html

【自著】

『人と芸術とアンドロイド: 私はなぜロボットを作るのか』(日本評論社)
『どうすれば「人」を創れるか』(新潮社)

『ロボットとは何か』(講談社)

【共著】

『生きるってなんやろか?』鷲田清一・石黒浩(毎日新聞社)
『ロボット演劇』平田オリザ・石黒浩(大阪大学出版会)


■ロボット
ロボット概念の源流と発展。心身、知覚、認識、存在についての疑問に満ちている。

『フィロソフィア・ロボティカ』桜井圭記(毎日コミュニケーションズ)
『ゴーレムの生命論』金森修(平凡社)

『人間機械論』J.O. ド・ラ・メトリ(岩波書店)

『ロボット』K. チャペック(岩波書店)

『サイバネティクス』N. ウィーナー(岩波書店)

『われはロボット』I. アシモフ

『ロボットという思想』浅田稔(日本放送出版)

■自動人形と人工生命
禁忌を伴う初源からの誘惑。極めつけの綺想たちとは、文学の中で会うしかない。

『夢の宇宙誌』澁澤龍彦(河出書房新社)
『怪物の解剖学』種村季弘(河出書房新社)

『ホフマン短編集』E.T.A. ホフマン(岩波書店)

『フランケンシュタイン』M. シェリ(光文社)

『未来のイヴ』ヴィリエ・ド・リラダン(東京創元社)

『アンドロイドは電気羊の夢を見るか』P.K. ディック(早川書房)

■模倣のアート/サイエンス
文化・文明への路は、他のサルの「言葉/思想/習慣」を真似ることからはじまった?

『風姿花伝』世阿弥元清(岩波書店)
『猿と女とサイボーグ』ダナ・ハラウェイ(青土社)

『芸術家Mのできるまで』森村泰昌(筑摩書房)

『模倣の法則』ガブリエル・タルド(河出書房新社)

『ミラーニューロン』ジャコモ/リゾラッティ(紀伊国屋書店)

■幻象のリアル
人造人間の未来を幻視する映像作品は、リアルとヴァーチャルという上滑りな形而上学を突き崩す!

『サロゲート』J. モストゥ
『イノセンス』押井守

『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』押井守



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